「ジェシー・アイゼンバーグの輩感」ビバリウム ほしのさんの映画レビュー(感想・評価)
ジェシー・アイゼンバーグの輩感
クリックして本文を読む
Twitterで回ってきた"雲の描写が何とも気持ち悪い"くらいの知識のみで、1人になりたい一心でこの映画を選んだため、最初のカッコウの映像で少し面食らいました。
ジェシー・アイゼンバーグ演じるトムが登場し、あまり見たことのない輩感のある演技に「この人多彩だな〜」と驚きつつ、意外とコミカルに話が進むのかな?と感じていたのですが…
ジェマとトムが不動産屋に立ち寄ったシーンから、あれよあれよという間に不穏な雰囲気に。
展開の早さというか、完結さが妙に心地よいのに気持ち悪い。
普段ホラー映画で「これいつ始まるの?」「これちゃんと終わるの?」と考えながら見てしまうことが多いので、「怖いからはやく終わってくれーーーー!」と思うのは映画サスペリア(新)以来でした。
終盤のカサカサカサッと行くシーンは声が出そうになりました。
ゴキブリ出た時と同じ気持ちだった気がします。
あーキモかった。
登場人物が極めて少ない作品ですが、それぞれの方の怪演が素晴らしかったです。
友人に『花束みたいな恋をした』も勧められていましたが、
今日の自分には『ビバリウム』が正解でした。
これから考察を読んで楽しみたいと思います!
コメントする