「薄い」ホムンクルス あさみさんの映画レビュー(感想・評価)
薄い
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久しぶりに映画館に足を運びましたがとても薄い映画でした。
グロさで引き付けてるのかもですが、だとするとグロさが足りないですし、話も何を伝えたいのか全く分かりませんでした。
成田さん演じる研修医も本業とは別に興味を持って研究してるようですが、なぜ興味を持ったのかその辺も薄く見た目が派手である必要もあったのか。見栄えだけのように感じました。
よっぽど「ザ・医者」みたいな一重で塩顔のメガネのありがちな医者の方が頭がいっちゃってて実は裏で変な研究してるとなるとおぞましさも出たのかなって。
そしてメインであるトレパネーションで見えるもの。見えて何?だから何?感が強く4~6人のトラウマと向き合う感じですがそれによって大幅に何かが変わった感もなく、そもそもそのトラウマというのもとても薄く
傷つけた罪悪感で罪を重ねやくざになった。…え?っていう。だったらその幼少期人を傷つけてそこで快楽を得てそれから大量殺人になっていったほうがわかりいい。なぜやくざ?薄い。
もし面白くするなら主人公を軸としてそのトラウマ抱えた人たちに見えてたもの、ロボットとか砂とかに
その人たちがいっそその姿になって未曾有の敵、宇宙人とかと戦う、くらいぶっ飛んでても良かったかな。
わたしには「薄くおしゃれで薄くグロくて薄いシナリオ」に思えました。
キャストの演技は全体的に良かった分とても残念でした。
最後に、音楽に関して。
常田さんということで期待しすぎたようです。ありがちな感じでした。
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