「今の日本が表現の不自由?」返校 言葉が消えた日 Masuzohさんの映画レビュー(感想・評価)
今の日本が表現の不自由?
台湾初の同名のゲームが原作のホラーサスペンス
なんか気になってたんですが
たまたま近場でやってたのもあり
思い出したように観てきました
と言っても原作はしらんのですが
まあバイオハザード等はほぼ全シリーズ遊んでる
くらいなのでなんとなく原作の雰囲気はわかります
作品のテーマにある言論統制下の社会というところ
これ結構世界の色んな国が経験がある部分です
主に1900年前半に生まれた共産主義思想の
蔓延を防ぐもので
アメリカもレッドパージ
日本も普通選挙法制定に伴った特高など
それに比べると台湾はそもそも中国本土で
共産党との戦いに敗れた国民党の蒋介石が
逃げ込んで作った地域という背景がありました
まあそういう政治的な話はともかく
言論統制下という舞台でこの映画における
ポイントは密告であれば証拠がなくとも
しょっ引いて拷問して即処刑出来てしまう
という簡単に恐ろし事が行われる恐怖
なんかこの映画のレビューの頭でProとか付けてる
人が今の日本の表現の不自由さを連想すると書いてますが
は?何言ってんの?
って思います
日本ほど言いたい放題出来る国ないでしょう
こういう的外れな事書いて生きづらい社会とか
勝手に言いふらしてる時点で日本の思想の表現は自由です
少なくとも処刑されたりはしないでしょう
自分は自分の映画の感想の覚書感覚で
このサイトを利用しているだけで
映画評論家って名乗るヤツこういうトンチンカン
なのばっかなんでまともに読んだことないですが
今後もないでしょう
まあそんな文句はいいとして
この作品ホラーとしても一級品に怖いです
台湾独特の学校の閉鎖空間のおどろおどろしさは
雰囲気満点ですしここ最近の日本のホラー映画より
はるかに怖いです
悪夢の中で延々と同じ展開がループ
している中で徐々に何を意味するのかに
気が付いていく展開は惹きこまれます
映画としての完成度は高いと思うので
おすすめしたいです