劇場公開日 2021年7月30日

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「終盤の整合性がちょっと」返校 言葉が消えた日 raumerさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5終盤の整合性がちょっと

2021年8月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

Wikiを見るとゲームは男の子が主人公なんですね。映画は女の子の視点で物語が進行するので、終盤で「これは誰が見ている悪夢(または回想)なのか」がゲーム未体験者にはわかりにくかったです。これがもっと整理されるとラストシーンがより生きるように思いました。
それにしてもこの舞台になった1960年代は、日本以外の東アジアはみんな軍事独裁国家だったのですよね。中国、北朝鮮はいまだにそうですし、韓国も民主的な法治国家として正しく発展しているとは言えない。それに比べて台湾はこの映画の状態から半世紀も経たずに日本と並ぶ民主主義国家になったのはすごいと思いました。

raumer