「全体的に良かったが、違和感が目立つ」僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション AYAKANさんの映画レビュー(感想・評価)
全体的に良かったが、違和感が目立つ
良い点
・作画
さすがボンズクオリティです!
序盤のデクがロディを追っているところのロディのパルクールやデクの地形を活かして黒鞭を使っているところは見ていて楽しいです!!!
後半の戦闘シーンも大迫力で見応えがありました!
・ロディとデクの逃避行
賛否両論あるようですが、私は好きです…!最初ロディはデクのことをあまり良く思っていなかったと思うけど、旅を通じて段々と仲良くなる描写が綺麗にまとめられていました。
デクとロディコンビは普段1-Aやプロヒーローといる時とは違った雰囲気があって、それが挿入歌と絵から伝わってきました!
・ロディ
ロディの過去、家族思いなところがしっかり描かれていてロディに感情移入がしやすかったです!
個性も面白い個性だと思います。最後にデクと別れる時もロディの個性が演出としてすごく胸熱でした!!!
ロディの個性を把握した上でもう1回見ても楽しいと思います!
違和感
・指名手配
指名手配されるまではいいとして、なんで2人で逃げちゃうんだろうと思ってしまいました。
軽率に警察に渡せないのは分かるけど、とりあえずエンデヴァー達と合流するのが普通なのではと違和感を感じました。
・ステルススーツ
これはきっと観た人全員思ってます。
グッズなどでもステルススーツを着たグッズが多く、今回の見どころの1つだと思うのですが、冒頭の3分くらいしか着てません。
最後の戦闘はステルススーツで戦って欲しかったところ。
デザインが凝っているので作画が大変だからかなと思ってしまいます。
ヒロアカの世界観的に考えると普段のスーツの方が慣れていて実力派を発揮できるとかそんなことを考えて観るしかないでしょう。
・本部に乗り込んでからの戦闘シーン
作画は良かったですが、戦闘シーンは違和感が凄かったです。
デクがフレクトにあった時は爆発するまで5分だったのですが、余裕で5分以上経っています。アニメだからと言ったらそれまでなのですが…
・出血
デクが最後の戦闘でかなりの量出血し、立てなくなるのに、ロディが来た瞬間普通に動けるようになり、走り、最後にロディと笑いあってるのはそんな余裕あるのかと違和感です。
Plus ultra精神でどうにかしてるのでしょうが、あれは気合いでどうにかなると思いません。
・フレクトの倒し方
ヒロアカの原作ではデクが敵の考察をして納得のいく倒し方をしてくれるのですが、今回は何故か納得できなかったです…
パンチしまくって倒すのは結果論から言うと有効だったので良かったですが、力は相手より劣る時でも敵に勝つ方法を考えて勝つデクが好きなので少し残念でした…
最後の攻撃も北斗の拳っぽいやつがありましたが、もうちょっと見た目がかっこいい技が良かったなって思いました。