「思っていたのと何か違う………。」僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション 松本一輝さんの映画レビュー(感想・評価)
思っていたのと何か違う………。
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タイトルの”ワールド ヒーローズ ミッション”から、アベンジャーズのように世界中のヒーローが集まって闘うのかな、なんて思っていたのですが、ちょっと思っていたのと違いました。
なので、デク、爆豪、轟の3人以外の闘いはあまり見られず、他のヒーローの活躍を楽しみにしていた僕みたいな人はちょっとガッカリだったのかもしれません。
しかも3人の共闘シーンもなく、そこも残念でした。
前半は、デクとロディの逃走劇を兼ねたロードムービー。
後半は、ヒューマライズとの闘い。
といった感じの構成でした。
個人的に、前半は掴みがよく、逃走劇もロードムービーテイストで見ていて楽しかったです。特にロディというキャラクターがしっかりしていて、初登場なのに、見ていて感情移入させてくれる吉沢亮の演技も最高に上手かったです!!!
ダレたのは後半。ヒューマライズの本拠地に行ってからが物凄く長かったです。特にバトルが長くて、見ていて苦痛でした。
ロディというキャラクターの完成度が高いだけあって、後半に上手く生かしきれていなかったのが残念でした。
今回は作画もちょっと怪しいところがありました。
頑張ってはいるな!と思えましたが、後半のバトルシーンなんかはちょっとTVアニメと並行だと大変じゃね?と思えるくらいでした。
キャラの顔が崩壊しているとかではないんですが、見ていて分かりにくいバトルと無駄に爆発やら崩壊シーンが多いので、それが雑になっている印象でした。
アニメや漫画のファンならば決して退屈しない映画でした。
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