「音楽映画ではない。」マ・レイニーのブラックボトム t2law0131さんの映画レビュー(感想・評価)
音楽映画ではない。
舞台劇だけに役者たちによる丁々発止の名演技が見どころ。アリアのようなカデンツァのような描かれ方での彼らの独白が、怨念を絞り出すような悲しき物語であることが、心を抉る。黒人たちが、その原点に怒りを込めて振り返っている。そういう点で、これは音楽映画ではなく政治映画である。
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舞台劇だけに役者たちによる丁々発止の名演技が見どころ。アリアのようなカデンツァのような描かれ方での彼らの独白が、怨念を絞り出すような悲しき物語であることが、心を抉る。黒人たちが、その原点に怒りを込めて振り返っている。そういう点で、これは音楽映画ではなく政治映画である。