「映画館で公開せよそれが筋だろ?」浅草キッド たあちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
映画館で公開せよそれが筋だろ?
映画館で予告をやっているくせに映画館では観ることができないなんてそれでも映画だというのか?フィルムで撮影しなくなってサイズもほぼ同じになった今日における映画の定義とは24pであるかどうかだけなの?
評判どおりすごく良く出来ているし浅草の東洋館(フランス座)には少し思い出があり門脇麦と柳楽優弥の別れの場面にはやられたけれどストリップなのに裸を出せないジレンマは決定的にマイナスであまりに優等生過ぎて視聴中に2度も宅配のピンポンに中断されたこともあり映画館の暗闇にこだわっている自分としてはやるせない。同じテーマで「浅草キッド」を主題歌に戴いた「火花」の方が総合点では負けても何カ所かにぐっとくる映画的感動があって10倍好きである。
マーチン・スコセッシが「アイリッシュマン」を撮った時もなんでNETFLIXなの裏切者と警戒したが今度はいよいよとどめを刺しに来ている。映画館をつぶしてはいけないでしょお得意のドラマと映画で棲み分けすれば良いではないか、暗闇に一定時間拘束されるでかいスクリーンが絶対に必要なのである。
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