「エモノスタルジーをノーラン的に」ボクたちはみんな大人になれなかった トニーさんの映画レビュー(感想・評価)
エモノスタルジーをノーラン的に
小生、36歳。
少し上の世代の映画だけど、自分の事のようにエモい感情が湧いてくる映画。
ノーラン的手法で過去に遡る演出が違和感なく嵌まるのは、森山未來が各時代の自分を髪型と表情で完璧に演じ分けている事と、当時のカルチャーを随所にちりばめてるいるから。
伊藤沙莉の演じてた女性、サブカルにどっぷり嵌まれずにサブカルの入口に佇んでサブカル沼の中を覗いて自分もその一員で居たいと願ってた自分みたいなクズ男子にめちゃくちゃ刺さるキャラクターだった。
率直で蓮っ葉で言動が全て一筋縄では行かない。でも、2011年には結婚して子供産んで普通の人生に、、。出産のある女性は男子より遥かに人生の切り替えをすると痛感。
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