「ほぼ原作のまま」マスカレード・ナイト shioshioさんの映画レビュー(感想・評価)
ほぼ原作のまま
東野圭吾さんの原作を読んでいた時から木村拓哉さんの顔が浮かび、まるで映像化を前提としたような小説だったので、実際の映画もまあそれなり、と、思いきや、勢揃いした豪華キャストの質量がすごかった。キムタクはやっぱりスーパースターですね。
高額な制作費を投入し、大量広告を流し、メディアミックスで宣伝、そして一気に現金回収、という資本主義の権化の様な作品。
小学生の頃に教わった漁師の投網みたいにごっそりたっぷり持っていく映画、と、思いつつ、いそいそと公開初日の劇場に向かった(投網に掛けられた)ミーハーな私でした。
次回はここまで豪華でなくて良いので、カツオの一本釣りみたいなつくり方で、キムタク本人をクローズアップした「教場」劇場版をぜひ作って欲しいなあ。
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