「ななめ上をいきます。」Swallow スワロウ Oyster Boyさんの映画レビュー(感想・評価)
ななめ上をいきます。
クリックして本文を読む
自己否定感が強い主人公が異食症となり、自身の問題と向き合い、他者からの承認を得て前へ踏み出す話。
役どころは、人の顔色伺いHappyを装う主人公、ばりばり宗教右派の母親(声だけ)、レイプ犯の父、モラハラ夫と偽善者な義父母、シリア出身の介護士…彼らのちょっとした言動から背景や心情が見えます。
予告や解説を読んでおけばストーリは想定内なんですが、ところどこぶち込んでくるので”ひぃ!””ひょぇ〜!”となりました。
例えば…
”レイプによって出来た娘が主人公”
”刑務所で袋叩きに合い、人工肛門をつけることになったレイプ男”
”介護士が脱走を手助けするシーン”
”ラストの堕胎シーン”
あたりが”ナナメ上いくなぁ〜”と感じました。
淡々とストーリーは進みますが、行間に観てる側の想像を駆り立てるものがあり、飽きませんでした。
※ネタバレ箇所を少し削り、修正しました。
コメントする