「こんな「君の名は。」はいやだ」ザ・スイッチ Masuzohさんの映画レビュー(感想・評価)
こんな「君の名は。」はいやだ
延期する前から面白そうだなと思ってて観賞
ジェイソン・ブラム製作は昨年の「透明人間」
これが非常に面白かった
(というかマトモに怖かったホラーがこれしかなかった)
ので今作もそれそこ楽しみにしておりました
ここの製作はそんなに元ネタを改変するとか
ベタな展開を避けることなくしっかり小ネタを
盛り込んでまとめてくる上手さを感じます
セス・ローゲンがホラーやったらこんな感じでしょう
でその感想としては
予想通り小ネタで笑わされ
それでいて迫真のホラーシーンはしっかり
しつつもツッコみ満載で
6:4でコメディ仕上げってな感じでした
陰キャで寝坊癖のあるJKミリーはある日近所に現れた
殺人鬼に襲われたときに特殊なナイフで刺され
その殺人鬼ブッチャーと体が入れ替わってしまいます
ブッチャーは長身の大男で筋骨隆々
ミリーは混乱しつつも思わず得た強い力に
興奮しているところがあります
そして殺人鬼になったミリーは華奢であり
思うように力が使えません
このへんの描写がけっこうしっかりしていました
とはいえミリーをいじめていたクラスメイトや
教師を殺人鬼ミリーはザッパザッパ屠っていきます
にしてもマイナス180度になる冷凍庫って
学校で何に使うんでしょうか
対する中身JKブッチャーの方は指名手配される
身ながらなんとか逃げ延び友人になんとかコンタクト
最初は怖がられるも中身がミリーであることを証明
すると元に戻る方法に協力してくれます
片思いのパックン似のボーイフレンドも同じように
中身をミリーと認めてくれてなぜかオッサンの
外見なのに急接近してキスしたりするとこは
笑うしかありません
最初は殺人鬼ミリーがどんどんボディチェンジして
厄介になっていくのかなと思いましたがそこまでは
なく割とスンナリ終わっていきました
試着室に隠れるシーンなどの妙に尺が長い
シーンなど気になるとこもありましたが
あんまり広げにくいプロットの割に
小ネタが豊富で楽しめる作品だったと思います