「【変わるヒーロー像の何番目か】」スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
【変わるヒーロー像の何番目か】
タイトルの「変わるヒーロー像」は、僕がレビューで、何回も引用しているEテレが放送した海外のドキュメンタリーで、アメリカのヒーロー像が、白人男性マッチョから、非白人、非マッチョ、そして、女性に変わってきているという内容のものだ。
そう考えると、今や、スタントウーマンへの需要は多くなるばかりではないだろうか。
ただ、女性がアクションをする映画やTVドラマは昔からあって、チャーリーズ・エンジェルを、知ってる人はそこそこいるのではないかと思う。
70年代には、黒人のスタントマンと、スタントウーマンの権利を主張する協会が出来たと話す場面があったが、チャーリーズ・エンジェルが始まったのは70年代だ。
そこから、ずいぶん長い間、偏見や、差別的な扱いに抗いながら、彼女達は、身体を鍛え、技術のみならず精神力も鍛え、映画になくてはならない存在になってきたのだ。
友を失い、ドラッグを使用する男性スタッフの心ない対応でケガを負うこともあった。
それでも、女性のスタントマンと看做されることを嫌い、男性と同様なスタントを試みるチャレンジスピリッツには、人間として大切なものを教えられるような気にもなる。
考えてみたら、アメリカの公民権運動と女性解放運動は60年代の同時期にあったし、現在の#MeTooも、#BkackLivesMatterと同じ時代に起きたムーブメントだ。
何かが変わろうとしてるのかもしれない。
分断への危機感もあるが、僕は、その分断への反動の方が実は大きく、これを乗り越えたら、また違う世界が開けるような気がする。
スタントウーマンの彼女達がそうして新しい世界を切り開いてきたようにだ。
スタントウーマンに栄光あれ❗️だ。
おはようございます。
負けず嫌いのNOBUです。
この状況下でも、土日早朝は自転車で走り回っています。(人がいない場合はマスクなし)と、書いたのですが・・、寝坊してしまった!嗚呼!
平日は工場内をかなり歩くので、無問題です。
又、映画と全然関係ない事を書いてしまった・・。
昨日観た、「聖なる犯罪者」が個人的に、凄く面白くってパンフも買ってしまって、四方田犬彦さんのエッセイを読み・・。
ポーランド映画って、時に凄い作品が出てきますよね。
「夜明けの祈り」とか・・。
では、又。