「ひーとり、ふーたり、さんにん…🎶」藁にもすがる獣たち talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
ひーとり、ふーたり、さんにん…🎶
面白かった!笑えたし、音楽と時系列とテレビニュースが効いていて、サパサパと殺すけど細部は見せないし、顔芸ないし、役者さんみんな上手いし、無駄なく淡々と。姑と嫁の関係も実はさっぱり。章立てもエンディング・クレジットもかっこよかった。歌詞のある主題歌が無かったのもいい。観客の脳みその中の想像力にまかせてくれてありがとう‼️大袈裟なことしないで「でも、このあと、どうなるんでしょうね!」といった終わり方がいいオチで、ほとんど落語でした。
大文字の「主・人・公」が不在のこういう群像劇っていいですね。ワイワイガヤガヤ、それぞれに事情があって。
このストーリーを日本で映画化したら見るも無残な、というのが失礼であれば、この映画のような出来にはならないと「私は確信する」。
今晩は。
昨日、今作を出張先で、奇跡的に鑑賞出来ました。(お願い!と言って少しズルシマシタ・・。)
面白かったですね。
出演された韓国映画スタ―の方々の今までにない役柄を演じる姿や、作品の全体構成や、日本の原作をここまで面白く映像化する力量。
邦画も今年は年初から多数の良作が劇場でかかっており、嬉しい限りなのですが、今作の様なテイストの映画は日本ではイロイロな規制があり、映像化は難しいのだろうな・・・、とも思った映画でしたね。
では、又。
『頭髪地毛届』…嘘みたいな名前のホントに存在する届出書。
都立高校の4割が生徒に出させてる、なんてニュースがNHKで流れてました。
先生方だってどんどん若返ってるはずなのに、まだこんなことが〝普通〟だということが信じられないですね。
髪を染める生徒がいたら、自分たちの教育が出来ない、などと本気で考えているのだとしたら、もうその時点で愕然とするしかないですね。
つまり、そんな日本の文化の許容範囲の問題なのかもしれません。
talismanさんへ
日本で撮ったらこうはならない、って言うか。日本でも「金は出すけど口は出さない」出資者が居れば、違う趣きの、もっとオモロイ映画に出来る人はいると信じてますw