「傑作です。映画館で是非ご覧ください」藁にもすがる獣たち Yojiさんの映画レビュー(感想・評価)
傑作です。映画館で是非ご覧ください
原作者も絶賛のコメントを公式サイトで書いている韓国映画の傑作です。
原作は日本人作家・曽根圭介氏の同名犯罪小説。
タランティーノ調の6部構成で時間軸もかなり凝っていて最後までじっくり楽しめます。
「哀しき獣」のようなダークな韓国映画の名作を久しぶりに見た感じ。私の好きな「無垢なる証人」の弁護士役のチョン・ウソンのダメ公務員ぶりも見事ですが、他の出演者も皆個性的で好演。
特に生活に困窮するサウナ従業員は生々しくて手に汗握るスリルを感じました。
ヴィトンバックの中の札束を奪い合う様々な欲望の構図を血生臭い暴力と刃物でリアルに描いてます。
韓国映画らしい傑作です。上映中に是非ご覧ください。
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