「争奪戦」藁にもすがる獣たち オクやんさんの映画レビュー(感想・評価)
争奪戦
原作は曽根圭介による同名の犯罪小説。なぜ今まで日本で映画化されなかったのか疑問に思ったが。
両親から継いだ飲食店がつぶれ、じり貧に陥ったジュンマンに生活を一変させる好機が訪れる。アルバイト先のサウナのロッカーで発見したのは、現金十億ウォンが入った忘れ物のバッグ。この大金を巡り、ジュンマンを含め複数の登場人物による争奪戦が始まるのである。
原作を読んでないのでわからないのだが、よく練られた脚本である。キャラもそれぞれ特徴があり、意外な展開にも、あっとさせられる。ラストは、なにか教訓めいたものを感じさせるものだった。
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