劇場公開日 2021年8月27日

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「河童の川流れ」岬のマヨイガ 猪古都さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5河童の川流れ

2021年9月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

寝られる

地方を舞台にした妖怪映画。
作品としての形にはなっているのに、演出のど下手さが目立つ映画である。
映画のバランス感覚が無い人が作ったのだろう。(予算や納期のせいもあるかもしれないが)
バランス感覚の無さ、例えば絵が描けてもコマ割りが下手な漫画家志望とかもその類だろうか。結局作品は、地方の役所職員が作ったとか、映画同好会の中学生あたりがメガホンをとったようなレベルの作品である。
尚、役者はそこそこ棒読みである。役者が棒読みでもゴーサインを出すのもバランス感覚の無さが故かもしれない。これは流行らない。川には流れるが。
厳しめに評価。

良い点
・昔話のところで作風を変えようとしたところ。
・色々な作品のエッセンスを取り入れようとした努力。

悪い点
・主役3人のうち1人が失語症で無言もとい無音。
・婆の表情が随時謎
・最初は悪い点をチェックしていたが、もっと全体の感覚レベルでの問題であった。

猪古都