「こんな世界になれば・・・と願うばかり」ステージ・マザー バリカタさんの映画レビュー(感想・評価)
こんな世界になれば・・・と願うばかり
たまには明るいの、、、気分が明るくなる作品を観なくちゃな!この作品は楽しめます、気分が上がって映画館を後にできますよ。
どうして明るく楽しい気分になったのか?
きっと全編にながれる肯定と受容の力なんだろなー。
人間関係、家族含めて、唯一人でも自身の全てを肯定し、受け入れてくれる存在こそ自身を解放してくれて、そのままでよい、自分のままで良いんだ!と自分自身を認められれば、きっと人間は社会や人間関係の呪縛から飛び立ち大空を飛び回れるのでしょう。
そりゃ、笑顔になりますよ。観てるほうも。
人間は、性格や価値観はなかなか変えられないって言われます。僕もそうかな?って思います。
けど、他者も自分も肯定し、受け入れることはそれとは別のお話かな?って思います。
本作は登場人物が母親含めて、どんどん魅力的になっていきます。時には叱り、時には導き、時には頼り。
それは、双方が相手を認めているからこそ出来ることであり、結果に結びつくんだろーなーって思いました。
こんな社会、世間になれば、窮屈さ感じたり、恨みながら妬みながら生きていかなくてもよくなるんだろうな。
老若男女問わず。
ある意味、本作で描かれる人間関係はパラダイスかも?
それを観れば、笑顔になりますよね?
個人的に母親が乙女になっていくあのエピソードが大好きです。取り戻していくー!
秀作です。
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