「【"私の息子はスターだった・・"深い悔いを抱えた母が、亡き息子のために勇気を出して行った尊き事。母は偉大である。】」ステージ・マザー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【"私の息子はスターだった・・"深い悔いを抱えた母が、亡き息子のために勇気を出して行った尊き事。母は偉大である。】
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- 息子リッキーが、ゲイである事を受け入れられずに、永年疎遠だったメイベリン(ジャッキー・ウィーバー)は息子の突然の訃報を聞き、テキサスの田舎町から、サンフランシスコへ向かう。サンフランシスコで、息子はドラァグクイーンとして、パートナーのネイサンとゲイバーを営んでいた・・。-
■感想
・幼き頃から、愛して来た息子リッキーとの齟齬を悔い、リッキーの迷えるゲイの友人を"真の母の様に"、時に励まし、時にドラッグから救い、時にゲイになった息子を受け入れられない嘗ての自分の様な母を説得し、時にシングルマザーに暴力を振るう愚かしき男に銃を向け、追い出すメイベリンの姿。
-そんな日々を送るメイベリンが、どんどん美しくなって行く姿。チーフコンシェルジュとも、親密になって行く・・。-
・ネイサンとの関係性も、徐々に好転して行く。
-あのメイベリンの姿を見れば、そうなるよね。-
・経営危機に陥っていたリッキーとネイサンのバーに、客を呼び込むために奔走するメイベリン。チーフコンシェルジュも協力し・・
・最後迄、息子を許さない夫に見切りを付け、再びサンフランシスコに戻るメイベリン。そして・・・
<ラストのメイベリンの"亡き息子"とのファーストショーの素晴らしさ。そして、リッキーに告げた事。保守的価値観と悩みを抱えるマイノリティ達が起こした事。多様性社会の理想を実現させ、第2の人生を歩む決意をしたメイベリンの姿が素晴らしい作品である。>
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