劇場公開日 2021年3月5日

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「【土星からやって来たという黒人ジャズ作曲家で、思想家でもあったサン・ラーが脚本・音楽・主演を務めた革新的な暗黒SF。白人を徹底的に愚かしく描いたトンでもムービー。】」サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0【土星からやって来たという黒人ジャズ作曲家で、思想家でもあったサン・ラーが脚本・音楽・主演を務めた革新的な暗黒SF。白人を徹底的に愚かしく描いたトンでもムービー。】

2022年12月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

難しい

■969年頃に地球から姿を消していた大宇宙議会・銀河間領域の大使、サン・ラーは音楽を燃料に大宇宙を航行し、ついに地球と異なる理想の惑星を発見する。地球に戻り“宇宙雇用機関”を開設した彼は、米国にいる黒人のブラザーたちの移送計画を立てるが…。

◆感想

・サン・ラーの古代エジプト王の様な、風変わりな姿に驚く。

・真面目に、”黒人は宇宙からやってきた・・”という彼の言葉は、当時の黒人蔑視のアメリカへの痛烈な批判にも見える。

<SFオペラ、社会評論の要素を組み合わせ、彼の超人的な(変な人・・。)精神状態を視覚的に表現した作品。滅多に見られぬ、珍品であろう・・。色んな人が居たモノだなあ・・。>

NOBU