「土星からの使者」サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
土星からの使者
本作の雰囲気や世界観、全体的なLookと音楽が良けりゃと思いきや、サン・ラーの全貌さえ掴めない、寝落ち寸前ギリギリ、理解困難で陳腐な物語に敗北寸前!?
B級SF映画としてのブラックスプロイテーション、ジャズのソウル・パワー、同位体瞬間移動による黒人移送計画、宇宙思想を表現するアフロ・フューチャリズムの先駆者であるサン・ラー、彼の膨大な音源に手を伸ばすのも憚れる位に置いてかれる感覚を味わう鑑賞中。
ニール・ヤングが監督した核汚染からの地球脱出みたいな「ヒューマン・ハイウェイ」に近い感じがするのは的外れかぁ?なぁ!?
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