「頼るべきは「血」それとも「友」?」浜の朝日の嘘つきどもと ニコラスさんの映画レビュー(感想・評価)
頼るべきは「血」それとも「友」?
高畑充希さん、クルクルと愛らしい瞳がいつも魅力的ですが、今作品は高校生から30歳くらいまでの役を演じられても、全く違和感なく演じていて流石と思わされました。
3.11という未曾有の災害に見舞われれば、その後の人間関係に非常に大きな影響を及ぼすのは想像に難くありませんし、それは家族の関係においても同じことで、どう悩んでも「これだ!」という回答にはたどり着けないのだろうと思います。
とても難しいテーマでしょうが、個人的には大久保さんの「100年後を想像してみな、どうせ死んじゃってるよ、人間はみんないつか死ぬもの」という言葉がスーッと胸に入ってきました。
ラストシーンをどのようにとらえるか、何度か見返してみたい作品でした。
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