「口が悪いが心はあたたかい」浜の朝日の嘘つきどもと コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
口が悪いが心はあたたかい
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高畑充希ちゃんが偽名:茂木莉子(本名:浜野あさひ)の、2003年高校三年生(17~18歳)と、2020年の映画配給会社の社員(32歳前後?)を演じていて、それが違和感なかったのがすごかった。
それと、大久保佳代子が演じるあさひの高校の恩師がいいキャラで、作品全体の背骨になった感じ。
主要登場人物全てが、口が悪いが心はあたたかいという、悪人がいない世界なのが心地よかった。
ただ、「ホリプロと福島中央テレビが、開局50周年記念と震災復興半ばの福島を伝える意図な作品を」とのことで興味をもったのだったが、後日譚にあたるドラマがあるとは知らずに行ってしまったんですわ(つまりはドラマ版未見)。
さぁ、これからテレビドラマが始まるよ、挫折し自殺を考えている映画監督(竹原ピストルさん)が朝日座を訪れて…というのが映画の終わりだったので、なんだろこの尻切れトンボはと。
映画としてはまず1本で完結して、ラストシーンはMCUのようにエンディングテロップ後のポストクレジットで処理すればよかったのに…という残念感が少し。
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