「詰め込みすぎて消化不良」浜の朝日の嘘つきどもと 葵蘭シネマさんの映画レビュー(感想・評価)
詰め込みすぎて消化不良
福島のテレビ局開局50周年記念で製作された今作。震災によって崩れた家族の在り方も絡めながら、古びた映画館の再興に動く人々を描いている。
ちょっと色々詰め込みすぎて、劇場再興にかける想いも、自身が敬愛した恩師への想いも、地元住民の離れてしまった家族への想いも、全て中途半端で消化不良に感じてしまった…
結局、劇場存続に関してはハッピーエンドとなる訳だけど、結末の付け方もかなりの力技に思えて…
地方・都会に関わらず小劇場の苦境は良く分かるし、映画好きとしてとても共感出来る部分が多いけれど、そんな贔屓目に見ても良作とは言い辛いかなぁ…
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