「DANIEL・・・ELTON・・・JOHN・・・」ダニエル kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
DANIEL・・・ELTON・・・JOHN・・・
ロビンス&サランドンの息子とシュワちゃんの息子が主演してることが話題となっていますが、個人的にはサッシャ・レインの魅力に尽きる。『ヘルボーイ』、『アメリカン・ハニー』そして『ハーツ・ビート・ラウド』といい演技を見せてくれましたが、今回はなんと腋毛も見せてくれました。
イマジナリーフレンドを扱ったホラーは数多くありますが、最終的には悪魔の存在をも感じさせるアメリカならではの内容に変貌します。女の子に対しては純情ぶりを発揮していたルークのために、大胆なアタック指南。「この子エロいわよ~」などと女子に言わしめるほど、エロ作戦へと突入するのです。しかし、本命はキャシー(レイン)。レインと聞けばダイアン・レインを思い浮かべるのですが、この子も「そうね大胆レイ~ン♪」といった感じでルークと恋仲になっていくのです。
エロモード全開となったダニエル。こいつ、邪魔だなぁ~と、もう一回消したくなってきたルークでしたが、かつてはシリアルキラーとして死んだジョンのことを調査し、幼い頃のトラウマによって悩まされ続けるのでした。来い!ダースベイダー!我はルークなるぞ!と思ったかどうかは知りませんが、ライトセイバーならぬ箒から生まれた剣によって戦うという伏線が見事だったかと思います・・・ほんとかな?でも親子ではありません。
なんだか茶化すようなことばかり書いてしまいましたが、まともに書くと悪魔とかキリスト教的とかの内容になってしまうのでボロが出てしまうからです。R15なのでもっと激しいセックスシーンがあるのかと期待してましたが、グロの方だった。ちょっと痛いよ~と、ダニエルは言うけど、普通死にますよ。それより、人間がドールハウスに入れられることのほうが理解力を超えてます。“get in”と“take in”という使い分けもそれを意味してたのでしょうか。そして、ラストの鬼はジョンだったのか、ダニエルだったのかという謎も残してくれます。まぁ、続編があるとしたらキャシーがメインとなるのでしょうけど・・・ちなみにエルトン・ジョンの「ダニエル」はかかりません。