「おいおい…って感じ」ダニエル ミーノさんの映画レビュー(感想・評価)
おいおい…って感じ
クリックして本文を読む
全く聞かなかった作品が突然映画館のチラシになっていて、内容的にB級臭いなぁと思ったけど、ティム・ロビンスファンとしては、息子が主演と聞けばどんな映画でも観たいやん。もう一人の主演がシュワルツェネッガーの息子とくれば尚更興味。
最初のうちは、目元や額はサランドンやな、でも口や頬はティムか?とか、シュワルツェネッガーの妻の容姿がわからんけど口元も目元も父親に似てるなぁ、とかを楽しみつつ観てたけど、ダニエルがルークの肉体を乗っ取るのに、まさかあんな画を見せられるとは。そしてカウンセラーがダニエルを追い出そうとするシーン、西洋医学だけに頼るつもりはない、ってセリフでヤバいやつやんってことやけど、ダニエルが、まさかの口から!それを何もせず見てるカウンセラー、ダニエルが完全に入り込んでから短剣(ナイフではなく)で刺すって、アナタ遅すぎです。
冒頭のカフェ銃撃事件がルーク&ダニエルに関係していて、銃撃犯のジョンの父親に接触して話が深まるかと思いきや、結局は何にもならず。
こうなったら結末だけが名誉挽回の頼みだが、最もイージーなエンディング。おいおい。
ベッドシーンもムダに長い。
このサイトでも大きく取り上げられて850円もするパンフ作って、やはりコロナのせいでこの程度の作品を大々的に宣伝するんだろうか。日本は公開が遅いから未公開の良作まだまだあるハズやのに。
ダニエルになってからタバコを吸うシーンで何となくロッキー・ホラー・ショーを思い出したりとか、そういった面白さはある。マイルス・ロビンスとパトリック・シュワルツェネッガーには今後に期待。
コメントする