「筋が不自然でついて行けず」ドライブ・マイ・カー yohさんの映画レビュー(感想・評価)
筋が不自然でついて行けず
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演出家(西島)と俳優(岡田)が車の中で妻(霧島)の作品をどこまで知ってるか告白し合ったが、現実にはそれはしない。妻を愛した俳優が、妻の面影を求めて夫の演出を受けたいと思わない。そんなに演技に熱心になれたのなら、簡単に傷害致死事件など起こすはずがない。そもそも間男を主役に選ぶか?不自然さが延々と続く。多言語演技を展開する作中演出家の意図が理解できない。作中観客は物語の展開に集中できるのか?映画館のお客さんはどうだった?運転手(三浦)の亡くなった母の多重人格の話は少し面白い。三浦透子の抑えた演技が光る。ドライブの光景は美しい。
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