「2020年代を代表する、“事件”ともいえる1作」ドライブ・マイ・カー 大塚史貴さんの映画レビュー(感想・評価)
2020年代を代表する、“事件”ともいえる1作
公開前、公開直後、そしてアカデミー賞授賞式を終えたこのタイミングで改めて鑑賞。
同時代を生きることに幸せを感じる映画人は数多くいるが、「ドライブ・マイ・カー」もまたその1つ。
濱口竜介という映像作家の緻密さを見事に理解して体現してみせた、西島秀俊をはじめとする俳優陣の芝居もまた見事というほかない。
この後、どんな光景を見せてくれるのか、並走を続けたいと観る者に思わせることができる1作ではないだろうか。
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