「本家アカデミー賞を始め、名立たる映画祭を席巻したのも納得!!!」ドライブ・マイ・カー ナオックさんの映画レビュー(感想・評価)
本家アカデミー賞を始め、名立たる映画祭を席巻したのも納得!!!
村上春樹の短編小説集「女のいない男たち」に収録された短編の映画化であるが、カンヌ国際映画祭脚本賞を始め、今年のアカデミー賞に日本映画として初の作品賞としてノミネートされたのも納得のまさに会心の出来栄え!!!
観るまでは3時間の長丁場を始め、村上春樹独特の理解不能な世界観(?)等々、ネガティブなイメージが先行したが、全くの誤解であった・・・・・・・!
特にこれといった感動シーンがあるわけでもなく、またお涙ちょうだい的な要素も無い中で、一気に見せられてしまうこの濱口竜介監督の演出力には本当に脱帽!!!
またその演出に見事に応えている西島秀俊を始めとするキャストにもただただ拍手!!!
最近のアカデミー賞は非英語圏の作品がオスカーを取る事が続いているが、是非ともこの「ドライブ・マイ・カー」にもその一役を担って欲しい、切に思える納得の逸品である!!!
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