ボイス　深淵からの囁きのレビュー・感想・評価

今夜(2024/11/03)観ました。

スペインの映画という事で、ハリウッド映画にない怖さを期待しましたが、期待外れでした。
幼い子供だけが聴こえる声。そこから始まる恐ろしい出来事。…この展開は一体何番煎じでしょう😑

叫び声、音響、カメラワークに頼り切りの“恐怖表現”に興味が完全に削がれました。
エンドロール後のボーナスシーンもどっちらけ。一度離れた心を惹くには至りませんでした。

100分弱の映画が、これほどまで長く感じるのは珍しいと思います。ハロウィンの時期にアリかも知れませんが、正直あまりお勧めはしません🙂‍↔️

館の改装工事をした後、高く売却して収入を得ようとした家族に襲いかかる恐怖。

正直、ホラー作品でこの手法(オチ)は、伏線さえしっかり押さえてれば 回収するまでもないのかなと。
だとしても、サーモグラフィーに映る人影や、ベッドの下を覗くと見える黒ずんだ足…半透明のカーテン越しに見える影…等々…
来るか来るか？？？的なゾクゾク感は良かったと思う。
特にベッドの下から見える足と、それを確認しようとする奥さん。ここはドキドキものですね(笑)。
随所で出てくる“蝿”のシンボル的な使い方も、良かったんじゃないのかなと思いました。
ただ、爆音でビビらせようとするのは いただけないかなぁ。そんなことしなくても充分だと思うけど。

作家のヘルマンと娘のルースが来てからの展開や、ヘルマンの妻が亡くなった理由が明かされたエンド……今後はこの親子が中心になって話が展開していきそうな予感…。
是非是非、続編を観たいですねー！

そして物語の最後は…魔女を焼き払い、全てが終わったと思いきや…。