「良い意味で性善説ありき」これからの人生 いけいさんの映画レビュー(感想・評価)
良い意味で性善説ありき
往年の名女優ソフィア・ローレン主演ということと、第78回ゴールデングローブ賞主題歌賞受賞ということで鑑賞。
イタリアが舞台と思いきや、パリの下町を舞台に繰り広げられるヒューマンドラマ。
下町だけに雑多な街並みや海を臨む風景がビジュアルとして映える。
内容としては結構ありがちなストーリーではあるもののあまり多くを語らない創りゆえ、観るものに何かしら応えを問いかけてくるあたりが奥深い。
そして何よりラストの音楽が胸に染み入る。これが主題歌受賞の曲かは定かでないが、とにかく胸熱。
いずれにしてもできるだけ性善説で観たい作品だ。
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