劇場公開日 2020年12月18日

ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え! : 特集

2020年11月24日更新

キアヌ・リーブス×コメディ×タイムマシン!
ひたすら笑えて、鳥肌モノのラストに痺れる奇跡の一作

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ハリウッドきっての大スターであり、日本でも非常に高い人気を誇るキアヌ・リーブス。「スピード」「マトリックス」「ジョン・ウィック」などシリアスかつスタイリッシュな役どころが印象的ですが、実はそのキャリアの原点は“コメディ”と“タイムマシン”にあります。

12月18日公開の「ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!」は、キアヌが“最も大事な作品”のひとつに挙げる「ビルとテッドの大冒険」シリーズの最新作です。もちろんシリーズ未見の人も十分に楽しめますのでご安心を! というのも本作、クールなキアヌではなく、「なんか変」と思うくらいコミカルな姿が見られるからです。

彼の素に近い一面が見られて、しかもとにかく笑えて、鳥肌モノのラストに痺れることができる……。この特集では、そんな「ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!」の魅力に迫ります。


【予告編】世界を救うため過去へ未来へ…

【キアヌで笑う】とにかくハッピーになりたいならコレ
キアヌ・リーブスの素が見られるタイムマシンコメディ

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[どんな映画?]77分後に人類が滅亡…愛すべきおじさんコンビが、音楽で世界を救う!?

主人公は、ロックスターを夢見ていたビル(アレックス・ウィンター)とテッド(キアヌ)。彼らはかつて電話ボックス型のタイムマシンで時空を超えた冒険を繰り広げ、「2人の音楽が将来に世界を救う」と予言された“伝説の高校生”でした。

しかし時は経ち、2人もいまやごく普通の“大人になりきれない大人”に。夢だったミュージシャンになったものの、人気は陰り新曲は酷評され続け、応援してくれるのは家族(主にややエキセントリックな娘たち)だけになってしまいました。

そんな彼らのもとに未来からの使者が現れ「時空の歪みによって77分25秒で人類は滅亡する」という驚きの事実を伝えます。回避する術は、予言されていた通り「世界を救う音楽を演奏する」こと。しかしどうしても楽曲が浮かばない2人は「未来の自分たちは曲を完成させているのでは?」と思いつき、いざタイムマシンで未来へ。一方で2人を応援する娘たちは、“最強のバンド”を結成するため過去へ向かっていきます――。

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本作は脱力系のちょっとシュールなコメディであり、なおかつ映画的好奇心をくすぐるタイムマシンものでもあり、さらに胸を高鳴らせる音楽映画でもあります。つまりとことん笑えて、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のような興奮が味わえて、そしてとびきりハッピーな気分になれるんです。

そして実は、ある作品の約29年ぶりの続編だったりもします。それは若かりし日のキアヌ&アレックス・ウィンターが主演し、世界中の若者たちを虜にした「ビルとテッドの大冒険」(1989)と「ビルとテッドの地獄旅行」(1991)。

年の瀬や年末年始は、いわばキアヌの原点ともいえる本作を見て、素敵なひとときを過ごしてみるのはいかがでしょうか? ちなみに過去作を知らなくても楽しめるつくりになっているので、シリーズ未見の人も大丈夫ですよ!

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[なんか、変?]「ジョン・ウィック」とは違う、素のキアヌが見られる!

「スピード」や「マトリックス」でトップスターとなり、近年も「ジョン・ウィック」シリーズなど活躍を続けるキアヌ・リーブス。迫力のアクションや、哀愁を背負った“孤独なヒーロー”としてのイメージが強い彼ですが、本作では何やら様子が違います。

大親友のアレックス・ウィンターとともに少年のようにはしゃぎ周り、ジョークかマジかわからないトーンでふざけたことを言い放つ。バグパイプやテルミンを激しく演奏しながら長い髪の毛を振り乱して踊ったり、事あるごとに「決めポーズ!」とばかりにドヤ顔で両手を広げたりもします。

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また“未来のテッド”を演じたシーンでは、中年オヤジ感たっぷりのブヨブヨお腹を披露したり、「ストリートファイター」シリーズのザンギエフみたいなモヒカン&マッチョ姿になったり……。一言でいえば、このキアヌ、ちょっと変!

ファンにはおなじみですが、実は「ジョン・ウィック」などよりも、こっちのほうがキアヌの素に近いんですよね。本来、どちらかというと「こんな人」。さらに約30年間、本シリーズの続編製作を熱望していたというから、その気合いのはいりようは半端ではありません。

いつにも増して楽しそうで、いつにも増して愛くるしいキアヌを見られる……キアヌファンもそうでない人も、映画館でたっぷりとご堪能あれ!

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[めっちゃいい人]キアヌが愛される理由とは?

キアヌは日本でも非常に好感度の高いハリウッドスターの1人。そもそも、なぜこんなに好かれているのでしょうか? それは彼にまつわるエピソードがことごとく「いい人や……」となるものばかりだからです。

大スターなのに超庶民的、そんな“キアヌ・リーブス伝説”をプレイバック! 改めておさらいしておきましょう。

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○ハリウッドの道端で、ホームレスの男性と一緒にタバコを吸ったり、酒を回し飲みしたりする陽気な様子がパパラッチされる(1997年)。○めちゃくちゃ倹約家で、かつてはボロボロになった靴をガムテープでぐるぐる巻きにして履いていた。○でも「マトリックス」3部作では、スタントチーム全員にハーレー・ダビッドソンのバイクをプレゼントした。出すべきところには出す男。○主演した映画の打ち上げのためにニューヨークのクラブへ行くも、キアヌ本人だと気づかれず入れてもらえなかった。で、怒りもせず20分間、雨の中じっと待っていた。なんで?○地下鉄で移動することがしばしば。ある日、大きなカバンを持っていた女性に声をかけ、手際よく席を譲る姿が目撃された。○バイクで移動中、車が故障し途方に暮れていた女性に遭遇したキアヌ。車を押して助けてあげたが、その後が驚き。女性は駆け出しのころのオクタビア・スペンサーだった。○ラーメンと千葉真一の大ファン。千葉と初対面した際には「Oh my god! Oh my god!」とはしゃぎちらかした。
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【ラストがすごい】「ボラプ」級・鳥肌モノの結末!
大変だった2020年は、笑って感動して締めくくろう!

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[クライマックスが良すぎる]とことん痺れる圧巻の展開!

本作はただ笑えるだけではなく、鳥肌がブワーッと立つような圧倒的な展開が味わえるんです。ビルとテッドの娘たち(無類の音楽好き)が最強のバンドメンバーを揃えるためにまず向かったのが、1960年代のとあるライブ会場。お目当ては、スポットライトの当たるステージでエレキギターをかき鳴らすジミ・ヘンドリックスでした。

その後も1922年のニューオーリンズ、1782年のウィーンなどでヘッドハンティング。やがて偉大なミュージシャンたちが顔をそろえ、期待に胸が高鳴るような“ドリームチーム”が出来上がっていきます。そしてビルとテッドのコメディも並走し、怒涛の勢いでクライマックスへと突入していくのです。

音楽と人間の力が交錯しバチバチとスパーク! それによって生じた途方もないカタルシスに、あなたはきっと衝撃を受けるはず。アカデミー賞4冠「ボヘミアン・ラプソディ」(2018)のラスト21分に匹敵するインパクト、といっても過言ではありません。

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[29年ぶり続編の理由]キアヌが熱望し実現した“奇跡の一作”

いくら大ヒットシリーズだからとはいえ、およそ30年を経て続編が製作されることは稀です。キアヌをはじめキャスト・スタッフ陣は続編を熱望し、さまざまなインタビューでその野望を繰り返し語ってきました。

監督のディーン・パリソットは「アレックスとキアヌはお互いのことが大好きなんだ。実生活でもすごく仲がいい。本作はクレイジーなことが満載だけど、それ以上にクレイジーなのは、2人の絆がスクリーンにも現れていることだ」と語ります。過去作のメンバーが集まり(死神も出るよ!)、コロナ禍による撮影中断も乗り越え……29年越しにビルとテッドが再び冒険の旅に出たのです。

シリーズ未見の方はぜひ、その点を踏まえて本作をご鑑賞ください。全編に彼らの喜びや幸福感があふれていることに気がつくはずです。

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[2020年の締めに]いろいろあった1年…この作品から再出発!

新型コロナウイルスの感染拡大により、何かと暗い話題が多い1年でした。先行きはまだまだ不透明ですが、この作品を見てハッピーになって、また再出発を切るのも悪くないですよ。

本作のテーマのひとつは“団結”。最後に主演の2人がこめた“想い”を、ここに記しておきます。皆様の次の1年が、明るい年になりますように!

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アレックス・ウィンター(ビル役)
「『ビルとテッド』は登場人物と同様、常に団結力を大切にしてきた。“一緒に”何を達成できるか。僕たちはそれを訴えてきたんだ」

キアヌ・リーブス(テッド役)
「映画で描かれる“全人類の心がひとつになる”というテーマは、 まさに今、僕らに必要なことなんだと思う」「家族全員で見ることができる、ハートウォーミング・コメディだよ」


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