「劇場で観られて良かった」劇場版ツルネ はじまりの一射 無さんの映画レビュー(感想・評価)
劇場で観られて良かった
・音の表現が素晴らしい
皆の弦音を聴く度、涙を誘うほど美しい音に感動していました。
作品のシーンを邪魔しない場に合ったBGMや、描写によって急に音が消えたり、盛り上がったり、メリハリがあって楽しめました。
・作品を最初から振り返ることができる
新規カットを交えたアニメ1期の総集編という形なため、作品自体を知らない人にもオススメできます。
裏を返せばアニメを何度も見て覚えている人にとっては少し新しさに欠けるかもしれません。
私はアニメ2期までに良い振り返りができて大満足です。
・キャラクターによって焦点の当てられ方が異なる
話の構成上仕方がないのですが、主人公の湊と恩師の雅さん、幼なじみの静弥のシーンが多かったです。かっちゃんはそこそこ。
七尾と遼平のシーンは少なめかなと思ったため、同じ風舞高校弓道部の仲間全員に等しく焦点が当てられたらもっと嬉しかったです。
ツルネという作品をより好きになり、この音と映像の美しさを劇場で体感できて良かったです。
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