「女優陣の熱演が最大の観どころ」ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌 いけいさんの映画レビュー(感想・評価)
女優陣の熱演が最大の観どころ
巨匠ロン・ハワード監督作品ということと、第93回アカデミー賞助演女優賞ノミネート作品ということで鑑賞。
正直なところ、ロン・ハワード監督作品にしてはちょっと…というできではあったが、女優陣の演技は際立っていたと思う。主演のエイミー・アダムスの迷走ママぶりも思い切りがよく観応えじゅうぶんだが、本作はやはり助演女優賞ノミネートのグレン・クローズの男前祖母ぶりに尽きると思う。常に気丈にふるまいながらも時に号泣していたシーンも人間らしくて良かったし、孫の将来を本気で想うがゆえの行動の数々は感動を越して尊敬に値すると言える。
実は観終えて初めて祖母役がかの名女優グレン・クローズだと知る…。まさか「危険な情事」のあのお方だったとは…(汗)
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