「人魚とつきあえるなら、一度ぐらい死んでもよかよ」マーメイド・イン・パリ カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
人魚とつきあえるなら、一度ぐらい死んでもよかよ
人魚のルラ役の女優さんはあんまり美人ではなく、色っぽくないけど、華奢な感じで、コケティッシュな可愛らしさがありました。
最後の方で水中ショータイムがありました。彼女のまわりの魚はギンガメアジ?ロウニンアジ?バストトップらしきものも見えましたよ。よみうりランドの水中バレエショーをちょっと思い出しました。ガスパール役のニコラ・デュボシェルがあとから入ってきて息が苦しくなると、人形のルラが口移しで空気をあげていました。
河淵の水上に建つショーハブ(フラワーバーガー)の録音ボックスとガスパールの部屋の小道具が良かった。
サプライズに一生をかけるサプライザーの心意気。
パリなのにタイやインドの三輪バイクに人魚を乗せて走るシーンとか、バスタブの人魚に人魚のアニメ映画を見せるシーン、クレイアニメの活用(涙)、飛び出す絵本などファンタジー満載でした。
あのハーモニカはガドリングガンみたいでしたね。キーの違うブルースハープを6つ廻しながら吹くんでしょうね。吸ったりはいたり、間接キス💋で唾液交換しまくり。なかなかいいシーンでした。
隣人のロッシ(ロッシ・デ・パルマ)のインパクトもすごかった。
ガスパールはマメで、親切。モテるでしょうね。
心が壊れて、恋ができなくなってしまったというより、普通の恋に厭きてしまった感じでしたね。45人ぐらいと付き合ったみたいだし。
大人の童話でした。
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