劇場公開日 2020年12月11日

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「音楽のセンスが抜群に良かった」ネクスト・ドリーム ふたりで叶える夢 つばささんの映画レビュー(感想・評価)

4.5音楽のセンスが抜群に良かった

2020年12月12日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

ハリウッド音楽業界のトップ歌手のアシスタント(という名の雑用係)をしながら、密かに音楽プロデューサーを目指している女性が主人公のサクセスストーリー。

ダコタ・ジョンソンが好きだからという理由で予告も観ずに観たけど、めちゃくちゃ好きな映画だった。
ポスターにもそう書いてある通り、まさに音楽業界を舞台にしたプラダを着た悪魔。

ダコタ・ジョンソンは勿論文句無しに良かったんだけど、そのトップ歌手グレースを演じるトレイシー・エリス・ロスさんも凄く良かった。
この方のことは全然知らなくて、最初は「歌手の方が演じてるのかな?」と思ったほど歌声が魅力的で、終わってからパンフを読んだらなんとダイアナ・ロスの実の娘とのこと!
でも「ダイアナ・ロスの娘」を売りに親の七光りで活動を始めたわけじゃなくて、着実に自分の実力でここまで辿り着いた人だからこそこの役を演じきれたんだろうと思った。

あとケルビン・ハリソン・Jrが出てることも知らなくて、出てきた瞬間「またお前か!」と思った笑
今年彼の出てる作品は「ふたりのJ・T・リロイ」「ルースエドガー」「WAVES」に続いて4作目の鑑賞(たぶん)だけど、1番この役がハマってるなと個人的には思ったな。
彼も歌がめちゃくちゃ上手くてビックリ!

今作の何が素晴らしいって、魅力的な登場人物や分かりやすく気持ちの良いストーリー、表情豊かに切り取られたLAの映像もそうだけど、とにかく音楽!音楽のセンスが抜群に良かった。
それもそのはず、今作の音楽プロデューサーはマイケルジャクソンからマライアキャリー、ビヨンセにレディーガガ等を手がけた正に伝説と呼べるロドニー・ジャーキンスが務めている。そりゃ良いに決まってるよね。
今もサントラ聴きながらこれを書いてます。
今作を観ようか迷ってる方が居たらまずサントラ聴いてみても良いかもしれない。
聴いたら絶対観に行くから。
サントラはSpotify等の各種配信サービスで配信されてるので、気になった方は今すぐ原題の「HIGH NOTE」で検索!

いや〜とても良かった。
音楽好きの映画好きは必見て感じです。
個人的2020音楽映画でナンバーワン!

110本目

つばさ
iwaozさんのコメント
2021年1月23日

同感です!ワイルドローズも最高に良かったです。
今回、ppアーノルドの「ファーストカット・イズ・ザ・ディーペスト」を始め、「ウェイト」「ジェラス・ガイ」等、カバー版の選曲センスが最高でした。
ジョニ・ミッチェルやキャロル・キング、シェール、ニーナ・シモン等、個人的に好きなアーティストの小ネタも会話の中で出してくれてツボでした!万歳(^。^)
EVER GREEN GOOD MUSIC!

iwaoz
つばささんのコメント
2020年12月12日

>bionさん
めちゃくちゃわかります!ワイルドローズもジェシーバックリーの魅力が全開で良かったですよね。
次いでカセットテープダイアリーズかなぁ?って感じです。

つばさ
bionさんのコメント
2020年12月12日

ほんとよかったですよね。楽曲も歌声も。2020年は『ワイルド・ローズ』とThe High Noteが双璧でした。

bion