「硬派な実録もの。韓国現代史に無関心な人は辛い」KCIA 南山の部長たち Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)
硬派な実録もの。韓国現代史に無関心な人は辛い
2020(日本は2021)年公開、韓国映画。
【監督】:ウ・ミンホ
【脚本】:ウ・ミンホ、イ・ジミン
【原作】:金忠植〜『実録KCIA―南山と呼ばれた男たち』
主な配役
【KCIA部長 金規泙】:イ・ビョンホン
【朴大統領】:イ・ソンミン
【前KCIA部長 朴勈愨】:クァク・ドウォン
【大統領警護室長 郭尚川】:イ・ヒジュン
1.俳優たちの熱演で当時の空気を思い出す
イ・ビョンホンに目が行きがちだが、
大統領役、警護室長役、本当に良い芝居をしていた。
実際の朴大統領は、長期にわたり政権維持したため、
徐々に国民の信任をうしない、暗殺未遂が発生して奥さんが亡くなったり、いつか、事件に巻き込まれる予感は漂っていたのを思い出す。
しかし、まさか最側近に殺されるとは…
暗殺後に、南山に向かっていれば大統領になれたのでは?
という意見も目にするが、
個人的には行く先がどちらであっても、
あるじ殺しの「明智光秀」に未来はなかったと思う。
2.真相はわからない
本作のラストシーンでは、
コードネーム「イアーゴ」が、全斗煥であったことが描かれていた。
◆アメリカ黒幕説
◆単なる個人怨恨説
◆失脚させられることを恐れた暴発説
諸説あるが、あの年代の人達は、
本当の秘密は墓場まで持っていける能力があるので、
おそらく真相は闇の中だろう。
※前KCIA部長がフランスで拉致・殺害されたのは確かなようだが。
3.まとめ
しっかりと硬派な作りに徹した姿勢に好感が持てる。
意味不明なロマンスを挟んだりしないのも◎。
☆4.0
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