「〜「人には“人格”があり、国家には“格”がある。」〜」KCIA 南山の部長たち 門倉カド(映画コーディネーター)さんの映画レビュー(感想・評価)
〜「人には“人格”があり、国家には“格”がある。」〜
【賛否両論チェック】
賛:予備知識は、最悪なくても大丈夫そう。腹心の部下が暗殺に走るまでの葛藤が、淡々と描かれていくのが印象的。
否:登場人物の相関関係が、やや分かりにくくて難しい。グロシーンも少しあり。
大統領に対し、非常に忠実だったはずの側近が、どうして暗殺者になってしまったのか。その大義と忠義の狭間で揺れ動く様が、非常に淡々と描かれていくのが、少し切なくもあり、少し不気味でもあります。
ただ難点としては、登場人物同士の関係性がイマイチ分かりにくいところでしょうか。また、事件に関する予備知識は、最悪なくても大丈夫そうですが、やはりある程度は知っていた方が、物語が自然に頭に入ってきそうな感じもします。
グロシーンもあるので、好き嫌いは分かれるかもしれませんが、国家を揺るがす大事件の裏側を、是非ご覧になってみて下さい。
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