「なるほど」KCIA 南山の部長たち ちこどんさんの映画レビュー(感想・評価)
なるほど
朴大統領が側近に暗殺されたのは知ってたけど、日本の報道って「宗主国」アメリカ以外の事はざっとしか伝えないから、お隣の国の事なのにほとんど知らないでいました。
何となくKCIAって恐いらしいとか。青瓦台には近づかない方がいいらしいとか。
そんな風に聞いていたような。
なるほど、そんな事があったんだ!
眼鏡の部長の顔の筋肉、僅かな動きで表す感情。緊張感を持ってしっかり伝わりました。
「閣下」「閣下」って持ち上げてしまってたら、元々の理念とか忘れちゃうのかしら。
この大統領では駄目だ!と思わせるあの発言この発言。
そして「お前の側には私がいる。良いようにしろ。」って誰にでも言う。皆「忖宅」しちゃうよね。
この前まで私たちのトップにいた、お腹が痛くなりやすくて「息を吐くように嘘を吐く」あの人もまるで「閣下」みたいだった。国会答弁聞いてたら「アフリカあたりのどっかの国の独裁者?」って思って、「ヤバい!うちのトップだ!」って心底怖くなったのを思い出した。
周りが競って「忖宅」合戦。
でも誰も辞めさせられなかった。
病気が部長?
韓国でヒットしたのは当然だけど、こんな映画を観ると韓国ってやるなって感心する。BTSも凄いけど、映画も凄い。
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