劇場公開日 2021年1月22日

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「2021-1」KCIA 南山の部長たち かいりさんの映画レビュー(感想・評価)

4.02021-1

2021年2月6日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

難しい

韓国映画見ながら、顔中のシワを眉間に寄せたい方(私)へ。

新年初の劇場映画。いやー長かった。
私のレビューではお馴染みの、同僚の韓国人お姉さんと一緒に。

最近の韓国ノワールや韓国サスペンスで思い出すのが、『工作 黒金星と呼ばれた男』。
ずっと眉間にシワを寄せながら、頭をフル回転させているのに、時間を感じさせず、気づいたらエンドロールを迎え、心も体も持っていかれるあの感覚。
その『工作』でキーマンを演じていたイ・ソンミンさんが、本作でパク・チョンヒ大統領を演じているのですが、、、ソンミンさん、すごすぎますよ。また持っていかれました。

上司と部下。男と男。戦友。
国のトップと、国の情報戦のトップの男の間で揺らぐ、脆い感情がこちらにも伝わってくる。
二人は同じ志のもと、革命を起こした。
同じ酒を交わしながら、あの頃はよかったと回顧した。
キム部長が夜に一人残業していると、大統領が、酒でも飲まないか、寂しいから、と部屋を訪れる。
そういった描写が心の中に刻まれているから、暗殺を決行すると決めた宴のシーンが心にガツンと響きます。
またエンドロール後は『工作』状態。

やっぱり韓国映画、すごい。
人の心の暗い部分や弱い部分をまざまざと見せつけられる。
そして40年前の大統領暗殺事件(たった40年前の韓国だということも驚きだけども)を扱った映画が、昨年の韓国での興業収入1位というのも興味深い。

かいり
NOBUさんのコメント
2021年2月7日

かいりさんへ。
 おはようございます。
 私もレビューで少し書きましたが、今作は、イ・ソンミンさんありきの映画だと思いました。
 では、又。返信不要です。
 これからもよろしくお願いします。

NOBU
NOBUさんのコメント
2021年2月6日

今晩は。
 ずっと、思ってることなのですが、何故に韓国ではポリティカルムービーが、ヒットし、この国では・・。と思っています。民意の違いなのかなあ。
 優れたポリティカルムービー”昨年で言えば大島新監督の「なぜ君は総理大臣になれないのか」が、イオン系列(すなわち、立憲民主党系)で放映されつつも、ヒットには結びつかず・・。”
 藤井監督の「新聞記者」の大ヒットは快挙でしたが、日本の女優さんたちは出演せず・・。
 本当にこの国は民主主義国家なのかなあ、と思います。
 消されちゃうかな?
 では、又。

NOBU
bloodtrailさんのコメント
2021年2月6日

かいりさんへ
ゴッつうお久しぶりです!
韓国の政治経済ものは、ほぼ完全フィクションと思った方が良いんですが、それはそれ。映画として面白ければ良いやん!と言う吹っ切りスタンスだから、このクオリティなんだと理解してますw

bloodtrail
bionさんのコメント
2021年2月6日

僕もシネマート新宿は好きです。ニコラスケイジのおバカSF映画も上映してくれたし、ルトガーハウワーの『ヒッチャー』のリマスター版も。

bion
Bacchusさんのコメント
2021年2月6日

ご無沙汰してます。
2021年劇場デビューおめでとうございます!?
眉間にシワは寄らないかも知れませんがwイ・ソンミン繋がりで「権力に告ぐ」も是非!!

Bacchus
bionさんのコメント
2021年2月6日

かいりさんご無沙汰してます。
今年入って僕の1、2位は『新感染半島 ファイナル・ステージ』と、この作品です。
ハリウッド作品が来ない分、今年は韓国映画を鑑賞することが多くなりそうです。

bion