「2021-1」KCIA 南山の部長たち かいりさんの映画レビュー(感想・評価)
2021-1
韓国映画見ながら、顔中のシワを眉間に寄せたい方(私)へ。
新年初の劇場映画。いやー長かった。
私のレビューではお馴染みの、同僚の韓国人お姉さんと一緒に。
最近の韓国ノワールや韓国サスペンスで思い出すのが、『工作 黒金星と呼ばれた男』。
ずっと眉間にシワを寄せながら、頭をフル回転させているのに、時間を感じさせず、気づいたらエンドロールを迎え、心も体も持っていかれるあの感覚。
その『工作』でキーマンを演じていたイ・ソンミンさんが、本作でパク・チョンヒ大統領を演じているのですが、、、ソンミンさん、すごすぎますよ。また持っていかれました。
上司と部下。男と男。戦友。
国のトップと、国の情報戦のトップの男の間で揺らぐ、脆い感情がこちらにも伝わってくる。
二人は同じ志のもと、革命を起こした。
同じ酒を交わしながら、あの頃はよかったと回顧した。
キム部長が夜に一人残業していると、大統領が、酒でも飲まないか、寂しいから、と部屋を訪れる。
そういった描写が心の中に刻まれているから、暗殺を決行すると決めた宴のシーンが心にガツンと響きます。
またエンドロール後は『工作』状態。
やっぱり韓国映画、すごい。
人の心の暗い部分や弱い部分をまざまざと見せつけられる。
そして40年前の大統領暗殺事件(たった40年前の韓国だということも驚きだけども)を扱った映画が、昨年の韓国での興業収入1位というのも興味深い。
かいりさんへ。
おはようございます。
私もレビューで少し書きましたが、今作は、イ・ソンミンさんありきの映画だと思いました。
では、又。返信不要です。
これからもよろしくお願いします。
今晩は。
ずっと、思ってることなのですが、何故に韓国ではポリティカルムービーが、ヒットし、この国では・・。と思っています。民意の違いなのかなあ。
優れたポリティカルムービー”昨年で言えば大島新監督の「なぜ君は総理大臣になれないのか」が、イオン系列(すなわち、立憲民主党系)で放映されつつも、ヒットには結びつかず・・。”
藤井監督の「新聞記者」の大ヒットは快挙でしたが、日本の女優さんたちは出演せず・・。
本当にこの国は民主主義国家なのかなあ、と思います。
消されちゃうかな?
では、又。
かいりさんへ
ゴッつうお久しぶりです!
韓国の政治経済ものは、ほぼ完全フィクションと思った方が良いんですが、それはそれ。映画として面白ければ良いやん!と言う吹っ切りスタンスだから、このクオリティなんだと理解してますw
かいりさんご無沙汰してます。
今年入って僕の1、2位は『新感染半島 ファイナル・ステージ』と、この作品です。
ハリウッド作品が来ない分、今年は韓国映画を鑑賞することが多くなりそうです。