劇場公開日 2021年1月22日

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「国家トップ3があんな感情的なのね」KCIA 南山の部長たち だるまんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5国家トップ3があんな感情的なのね

2021年1月23日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

実話が元のサスペンス。私は事前には勉強しないで行ったので、展開に興奮しました。これが約40年前の韓国なんですね。

ちなみに、あくまでサスペンスです。結論が暗殺という初めにあってそこまでの経緯をおっていくので、予備知識なしでも楽しめると思います。
強いていえば、同じような名前だらけで、日本人には混乱します。
予備知識があった方が良いという意味では、朴大統領のWikipediaくらいは読んで行った方が良いかと。そうすると、キャラクターに深みが出て、悪人なのか偉人なのか、その両面がわかると思います。

池上さんの番組みても思いましたが、当時は北朝鮮の方が経済的に豊かで、朴大統領の時に、日米の援助で経済発展させたくらいの偉人のはずなのですが、やっぱり軍事政権ってのが問題あるのかな。

通して、国のTOP3がここまで感情で物事を決めていた事に驚き。あんな感情に流されて、冷静に判断出来ない人がリーダーだと、戦争もおきますね。
今も変わらないかもしれませんが。

また、韓国人の「恨」の大きなこと。歴代の大統領のその後の有罪率は考えられない。
さらに言うと、朴大統領の娘がまた大統領になってるのも驚き。

結論、韓国人って本当に一時の感情で物事を判断するのだと、思い知らされました。

映画としては、とても面白い。緊張感や、心が動くシーンは惹き込まれます。ヒリヒリする空気感はとても良い。
韓国で、2020年1位も納得。

だるまん