青い、森

ごめんなさい。 これは、映画なのでしょうか？ 個人的な実験的な映像作品なのでしょうか？ エンディングの音楽が、ここぞとばかりに大き過ぎて、 余計に興醒めしてしまいました。 映像美も音楽も良いものを良い案配で加減しないと、 ドヤ感出しすぎると引きます。

取り止めのない映像が連なれていく。　PVみたいだった。 脚本のせいか、演出のせいか、ひどく稚拙な作品だと思った。 お洒落だとは思ったけど

4年前の8月1日、高校最後の思い出にと3人組が ヒッチハイク旅をする途中、突如姿を消しそのまま行方不明になった少年と、残された2人という話。 4年前を語る描写から始まり、毎年その頃姿を消した彼の住んでいた自宅を訪れる２人が、本棚の秘密に気付いて、彼の失踪の真相を考察するストーリー。 あらすじに生い立ちと二人の友人との関係が書かれているけれど、劇中ではそんな設定は半分も語られず、52分の尺の半分ぐらいまで、突如消えたということすら匂わせで展開し、ミステリーの様な展開だけど、特に思い入れもない状態で、顔のキズに至る話が語られて…。 自殺、家族のもとへ？爺ちゃんの話は二人は知らないよね？多分そういうこと。と二人は解釈したってこと？ と、観ているがわもそういう解釈をするレベルで終了。 で、何を感じれば良いのか、やっぱり良く判らない。 スピリチュアルで幻想的な青い森を楽しんでくれってことですかね…。