「死に寄り添う生」川っぺりムコリッタ sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
死に寄り添う生
何か訳ありの山田が、北陸の塩辛工場で働き始める。社長に紹介されてハイツムコリッタに住み、つつましくするつもりが隣人の島田が図々しい。また、4歳から会っていなかった父の遺骨を引き取る。アパート管理人の南、住人で墓石の営業マン沢田らとも交流し。
ムコリッタは仏教用語で48分。序盤、島田の図々しさが笑えます。朗らかな調子で展開すると思ったら、気が付くと周囲に重いエピソードがちらほらと。つつましく生を喜び、死に寄り添っている人々に感動しました。
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