「お彼岸系」川っぺりムコリッタ puccinoさんの映画レビュー(感想・評価)
お彼岸系
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とても穏やかな気持ちで最後までまったりと観ていられました。
お彼岸のこの時期に観るにはとてもいいんじゃないでしょうか。
前科持ちの再スタートと自己嫌悪
必要最低限の生活
炊き立てのご飯
毎日単調な作業の繰り返し
親との死別
遺骨の行方
お墓の値段
お坊さんの相場
孤独死予備軍
お節介な隣人
子供の世界
重過ぎず軽過ぎず深いようでしっくりじんわり笑ってしまう。
印象に残った隣の島田のセリフ
「もし僕がいなくなったら寂しいと想ってくれる人が
一人でも居てくれたらそれだけでいい」
なんでもないことの有り難さを気づかせてくれる。
今の自分がいるのは両親のおかげ。お墓参りに行かなくちゃ…
あとからじんわり…
そういえば満島ひかりは「川の底からこんにちは」で父親の遺骨を人に向けて投げつけてたなぁ。
最後のふわふわと飛んでいく魂はイカの塩辛星人?「NOPE」と重なって笑えた。
エンドロールに「江口のりこ」やっぱりそうだったんだっ!て驚いたり。
同じく「薬師丸ひろ子」えっ?出てたっけ?…あっあの人か!って驚いたり。
同じく製作に「竹内力」なぜだか安心したり。
すき焼き食べて白目むいて震えてる松山ケンイチを思い出してまた笑ってしまった。
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