「奥が深いテーマを終始笑いのある緩い展開で表現した感じの邦画。 本年度ベスト級。」川っぺりムコリッタ イゲさんの映画レビュー(感想・評価)
奥が深いテーマを終始笑いのある緩い展開で表現した感じの邦画。 本年度ベスト級。
緩くて笑える作品。
鑑賞中、何を表現したいのか解らなかったけど、終わってみたら考えさせられるテーマだった感じ。
ある理由で田舎の古アパートに住みながら塩辛工場で働く松山ケンイチさん演じる山田。
仕事もせず野菜を育て生活するムロツヨシさん演じる島田。
未亡人でアパートの管理人の満島ひかりさん演じる南。
この三人が中心に展開するストーリー。
他人と関わりたくない山田と、山田にご飯をたかる島田の掛け合いが面白い。
墓石売りの吉岡秀隆さん演じる溝口親子は不気味(笑)
食事のシーンが多目なんだけど、白ご飯、塩辛、漬物など質素な物しか出ないけど美味しそう。
孤独死した山田の父親の骸骨を巡るストーリー。
未亡人の南。
旦那を今でも愛し続けている表現方法がエロい(笑)
山田の父親や南の旦那の死を観る人かどのように感じるのか?
そんな事を作者は表現したかったのかと自分なりに解釈。
ラストシーンはダサいんだけどハッピーエンドな感じで良かったです。
不法投棄されたゴミの山。
ゴミが何故か新しい感じに違和感があったけど、それ以上に何故公衆電話が不法投棄されていたのか?
気になります( ´∀`)
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