「幼き葛藤の行方」リトル・ガール 柴左近さんの映画レビュー(感想・評価)
幼き葛藤の行方
オンライン試写会にて。
幼少期のトランス・アイデンティティの課題を捉えたドキュメンタリー。女の子になりたい男の子を、「女の子」として社会に認めてもらうように奔走する家族が映し出されているのだが、勿論理解のある家庭というのは本人にとってとても心強いことだと思うが、家族のお陰で社会が寛容になったとしても、当人は生物学的性差などで、後々も悩むことになるだろう。いつか世間に認めてもらう云々なんて気にせずに「自分が自分で良かった」と思って生きていけるように成長できるといいな。
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