「谷崎潤一郎の刺青❤」皮膚を売った男 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
谷崎潤一郎の刺青❤
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申し訳ないが、耽美的に言って髭面の汚い物理的男じゃね。
多分、タトゥーには反社会的なイメージがあるから、そこに人種的な偏見を加味して、だがしかし、物理的女性差別をしたくない意図で作られた脚本だと思う。
耽美的狂気の芸術を追求する為に、谷崎潤一郎は若い女性を選んだ。
そもそも、視覚芸術とは永続性が求められると僕は思う。だがしかし、人体に描く入れ墨は、その人間の一生で終了する。つまり、絵画芸術には無い究極の芸術になってしまう。三島由紀夫が示唆した聴覚芸術の域なのだ。
谷崎潤一郎が「刺青」を読むべきだ。
また、三島由紀夫の「金閣寺」を読んでこの映画をご覧あれ。
少なくとも、皮膚を絵画芸術と断定した歴史は無い。あくまでも詭弁である。生身の人体は壁とは違う。
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