「それはそれで意義ある仕事」初仕事 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
それはそれで意義ある仕事
学校を出て1年のカメラマンのアシスタントをする男が、初仕事として子供の遺体の撮影のオファーを受ける話。
自分の名前で初めての依頼…と言っても師からの下請けだけど、病気で亡くなった子供のポートレートをつくりたいという依頼を受け巻き起こるストーリー。
遺体の撮影という少しヤバいものという感覚がありつつ、どこかで惹かれている主人公だったけれど、ぶち切れ依頼主と出会いポシャったかと思いきや…はわかるけれど、依頼主にしても主人公にしても、演技力のせいか演出のせいかその両方か、多重人格か?と感じるほどの掌返しの連続でリアリティを感じない。撮影に時間掛け過ぎだしね。
カメラマンでも無ければ幼い子を亡くした経験が無い自分には解らないだけかも知れないけれど。
ロザリア・ランバルド的な?
そもそも「美化」だけではないのは明白だし、そういう感覚一辺倒での葛藤というのもね…と最初から感じてしまい、結局最後まで払拭出来ず、面白味を感じられなかった。
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