劇場公開日 2020年10月16日

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「ちょっと失礼なジェイク」ウッドランド MARさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5ちょっと失礼なジェイク

2020年10月19日
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悲しい

怖い

大麻や愛する妻との離婚、失業等、荒れた生活をしていた写真家のジェイク。新たな仕事として、離島のロッジの管理を行うこととなるが、そこで撮った写真にはおかしな点が…。

登場人物の少ない、比較的静かなテンションで進行していくスリラー。
…かと思いきや、ホラー的な描写やまさかのファンタジー的な展開も。
改めて大麻ってスゲェですね。

映画の紹介文や予告編を観るに、かなり自分好みの映画っぽかったので期待したが、とにかくスローリーでローテンションな展開が続き、ちょくちょく挟まれるスリリングな展開には期待したが、とくに大きな展開は訪れていないような。。

序盤は、主人公の細かな所作や島内の設備が意味ありげに描写され、何かの複線かと思ったが、何かあったかな?ホント、その他にも伏線っぽい描写はいくつもあったように思ったが…。手のケガくらい?

奇妙な写真が出てきてからは中々緊張感もあり前のめりになったが、全体を通して特にこれといったシーンもなく、何を描きたい作品だったのかちょっとよくわからなかった。

途中、自分の読んでいたオチとは違った結果だったので、その点は良かったが結局あの写真の仕組みって何だったんだろうか。結局すべては大麻ってこと?或いはガチのファンタジー?

ただ、初見ならちょくちょく訪れる展開にドキドキさせられるし、ちょっと不気味で怖い空気感とカナダの深い森もマッチしていて、雰囲気はかなり良かった。たまに観たくなるような作品かな。

それと、ポスターにある
「たとえ世界の果てまで・・・逃れられない」
のキャッチコピー(!?)は本作の内容に抜群にはまってますね。

しかしスパーキー、あの展開でよくほどきましたよね(笑)
ラスト、焚火をしていた時の彼の心情はどのようなものだったのだろうか?

MAR