ソング・トゥ・ソングのレビュー・感想・評価
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土星が高速でグルグル廻るのは?
映像をブチブチ切れて説明する台詞も少ない。けど あらすじや登場人物の心理状態もなんとなく伝わってくる、俳優の無言の演技力が素晴らしい。人真似じゃなく自分しか出せない表現が必須な音楽の世界で、最後自分を見出だす事できた二人は、田舎に引っ込んでもクックが見直す彼らしか出来ない音楽が創れるのでは・・・終わりの始まりになってるのが素晴らしい。
ハードル高めのラブストーリー
有名な音楽プロデューサー、ミュージシャン、ミュージシャンをめざす女性、ダイナーで働く女性の恋愛を描いた話。という予告編だったが、もう一人ケイト・ブランジェットも加わる感じだ。
観始めてすぐに、あぁこれは大変だと思ったが、予想通り難解な映画だった。状況やキャラクターを語るようなセリフやシーンが少なく、さらには時系列の入れ替わりもわかりづらい。結果、誰のどんな話なのかがボヤケまくっていた感じがする。
ただ、本人として登場するアーティストの豪華さとルーニー・マーラの可愛さと映像の美しさは印象に残った。ヴァル・キルマー演じるミュージシャンを実在の人と勘違いして思い出そうとしてしまったくらい。あんな映画の中でもレッチリはレッチリだった。でも、映画としての評価は低くせざるを得ない。
これが人生そのものではないかと思った
テレンス・マリックが今年2月に公開された「名もなき生涯」の一つ前に撮った作品がようやく公開された。
序盤のルーニー・マーラ、ライアン・ゴズリング、マイケル・ファスベンダーの三角関係。「ツリー・オブ・ライフ」以降の感情を挟む隙を与えないハイブローなテイストを感じたが、それも束の間。ナタリー・ボートマンの登場で空気が変わった。
そう、壮絶とも言える映像美に彼彼女たちの感情がシンクロした。こうなるともう無敵‼︎
真実の愛、幸福を模索して迷う。言葉にするとこっ恥ずかしいが、これが人生そのものではないかと思った。映画を作る意味、映画を観続ける意味がそこに在るのではないかと思った。
これは文句なしの傑作。
今年のベストの一本だろう。
お前らのラブストーリー、まじ、どうでもいい
恋愛映画は嫌いではないが、途中から本当に興味を失って見続けるのが厳しかった。最後の方は「俳優さんも大変だな」といらぬ心配までしてしまった。
それとルーニー・マーラがミュージシャンに見えなさすぎる。
面白いか否かではない
さすが、映像の神様と言われるだけあって
、人物には全く関心を持たず、誰にも感情を委ねない演出。
物語を進行させる気があるとは思えず、たた淡々と思い付いたままに映像を重ねていく。
この作風を受け入れられる者だけが、救われるそんな作品だった。
苦手
186本目。
あれ、テレンス・マリック?
始まってすぐに思った。
集中力ないから、この人の作品は苦手。
あとはいつ寝てしまうかと、時間との戦い。
よく調べなかった俺が悪い。
まあでもキャストが、豪華だったから。
最高!これぞ映画!
全てを台詞で語らせてしまうチープな邦画が多い中
本作は全てを映像で想像させ語る映画ならではの作品
目が肥えた映画ファンであれば間違いなく楽しめるであろう
個人的にはこのオールスターキャストの共演を
溜息がでるほど美しい映像でスクリーンで観れただけでも大満足
観た後も頭から離れない、中毒性のある傑作です
苦行。人生がそうだから?
テレンス・マリック監督らしいんだろうけど…ひたすら退屈な時間を過ごさせてもらった。
脚本やストーリーをよくもここまで蔑ろにできるもんだ。確かに映像は美しいが細切れのモノローグを延々と垂れ流し続けている。映画作品でなく、即興詩や連作CMを2時間見させ聞かされるというような…観てる側にとっては苦行拷問でしかない。個人的に洋楽に興味がないので、差し込まれる楽曲の意味はわからなかったし、ライブ画にいたっては嫌悪すら覚えはじめる始末。
また、登場人物の苦悩や状況にも共感しにくく…(自業自得感が漂うのは何故なのか。)あれだけの俳優を揃えて、彼らの演技を味わってもらおうという気もないのだろうか…。
そして細かい点だが、字幕で「落後者」となっていたが、一般的には「落伍者」とするのがよいのではないだろうか。「伍」の字は常用外ではあるけれど。
タイトルと結びつかない
テレンス・マリックにしては、とてもわかりやすい映画「名もなき生涯」の2年前に作られた今作品。はっきりいって、この映画は内容が全くわかりません。ストーリーもあってない様な物。いや、ほとんどないでしょ。(最後、愛し合う2人が結ばれたのはわかった!)
色々、登場人物が入れ代わり立ち代わり(特に女性)登場して、こんがらがることこの上ない。テレンス・マリックワールド全開の映画です。でも途中で帰ろうとは思わなかったのが不思議。これぞまさにテレンス・マリックマジックか?
考えるな!感じろ!的な作品でした。
船酔いで気持ち悪い…。
冒頭から詩的な感覚で始まるが、終始ストーリーの軸もなく、緩慢に時間は進んでいく。
ハンディカメラの映像が常にグラグラと揺れ続け、三半規管はほぼ、やられてしまう。
洋画では今年一番の駄作。最後まで観ることができるかといったレベル。
背景もなく、内容もないものを、ただ、ただ、カメラで撮り続ける。
イメージ映像を2時間観れるか!
映画は2時間の中に、様々なドラマがあり、そのドラマに人が感動するものです。
まあ、Netflixの配信程度にしておいてほしいですね。だったら、間違って観ませんから。
しょうもない音楽と、上っ面な映像ど、船酔いで、あぁ、気持ち悪い…。
た・い・く・つ
シネコンで観れると思っていたのに、突如やんなくなった?
そうね~ シネコンも
キャストとテレンス・マリック監督作品に引っ張られたけど、思いとどまったってところでしょうか。
特別なファンでも首を傾げるかも。
音楽映画では全然ありません。
パティ・スミスの話しも、同じ事何回も聞かされて耳タコ。
映像はキレイでした。主に綺麗な自然の風景です。動きがないので、ほぼ写真です。
せっかく、テキサス州オースチンらしいけど、南部らしさもあまりなし。都会。
ブルースロックも皆無でした。
恋愛上級者のスターたちのドキュメンタリー調(フリ)?のワリで、退屈なことこの上なしでした。
なんかバチが当たったのか?撃沈。
セリフも響くものなかったな~
ルーニーも露出度最小限。
皆さん、どうぞ、ご勝手に。
吉祥寺の居酒屋直行です。
一定の経済効果はあったということでしょうか。
アート映画って、つくづく便利なジャンルだということを痛感させられる!!
未公開となっていた2017年の映画が日本上陸。日本では『名もなき生涯』の方が先に公開されてしまったテレンス・マリック作品。
イギー・ポップやレッド・ホット・チリ・ペッパーズなど実際のアーティストが本人役で登場することで、ドキュメンタリーのようなシーンも多く、夢の世界と思われている音楽業界で働く者たちのリアルライフを見せられているような感覚にさせられる。
ただ、ただ淡々と物語が進んでいくだけで、ストーリーは、なかなか薄っぺらいが、映像体験というかたちでも楽しめる。
ただ…2時間超えというのは難点。なかなか耐え難いものがある。ショップのディスプレイとして観るならいいかもしれないが、椅子に座って直視させられるのは耐え難いものがある。
ソング・トゥ・ソングといっているだけに、音楽にのせて物語が進んでいくわけではあるが、選曲が上手く機能していないように思える。ミュージックビデオというよりは、ブランドものや化粧品のCMプロモーション映像を長々と観ているような感覚にしかならない。
なんだか、スタイリッシュだったり、おしゃれな映像で構成されていることが、一周回って、そうしておけばアート映画として評価されるだろうという思惑が渦巻いているように感じられてしまう。
どう観ても、俳優たちが何となくフラフラしているだけにしか思えない。
今作がそうとは限らないが、アート映画というのは、実は才能がない人が作ることが多かったりもするという事実がある。絵でもそうだが、抽象画というのは、人によって、勝手な肉付けをしてしまうため、実は正当な評価はできない、存在しない。
それ風に見せておけば、観た人が勝手に自分の中の構想と物語があたかも一致したかのように想像し、「私はこの世界観を理解できる」という勘違いの余韻から、勝手な物語を作りあげてしまうものが、いわゆる「アート系」でもあり、ある意味、なかなか便利なジャンルだ。
例えば、映像の中に、何の関係もない木が何度も映し出されたとすると、制作している側は何も考えていなかったとしても、観ている人が勝手に「あれはメタファー」だとか言い出したりする。
テレンス・マリックは、映像や音楽を散りばめて、ひとつにすることで、それをアート映画と感じさせるが、この監督自体があまり表舞台に出てこないため、聞かれても実際のところ自分自身がわかっていない可能性だってある。
ただ、テレンス・マリックはペテン師ではなく、アーティストだと多くの人に感じさせる。アートだと言い張ったとしても、それなりの説得力、「騙す力」があるということは間違いなく才能のひとつであるのだ。
かなり特殊な監督のひとりではあるが、今作の内容をどうこう語ることは、答えの出ない渦に引き込まれるような気がしてならない。
コンテンポラリーダンスを見ているかのよう。
途中退場者がポロポロ出ていた。
脚本重視の人には辛いかもしれない。
モダンダンスのように、どの瞬間もどの角度も美しく、丁寧に言葉が紡がれる。
人生の豊かさや幸福感を、何からどのように感じとるのかを問われる映画。
でもやっぱり、もう少しだけストーリーが欲しくなり、後半は「長いな…」と感じてしまった。
まったく合わなかった
起承転結の承だけで話が進んでいくような映画。
でも人生に照らし合わせると往々にして承のみなのかも、とも思わないでもない。
良くある観た人が詩的になるアート映画ですね。
とは言え別に褒めているわけではなくて、基本的に誰かのモノローグで話が進むし、雰囲気で感じとるようなシーンが多過ぎて、こういった手法は嫌いじゃないはずなのに退屈極まりなくてずっとウトウトしてた。
いきなりナタリーポートマンが死んでそこだけ目が覚めた。そう、クックとBV以外の名前すら覚えてない。
音楽映画の皮をかぶっておきながら、その実伝えたいことは「音楽なんて辞めて浮ついた生活は捨て真面目に生きましょう」みたいな着地で、一体なんだったんだろうという気持ちでエンドロールを眺めていた。
ルーニーマーラとナタリーポートマンがとにかく美しいので、それだけが救いだったかな。
まぁタイトルとキービジュアルからポップな音楽恋愛映画を勝手に想像した僕が悪かったな。
そんな気持ちで観たのでレビューを書くのもどうかと思ったけど、テレンスマリック作品が自分にはには合わないということが分かったことを記しておきたくて書きました。
以上。
これが2020最後の観賞作品になるのは後味が悪いので、何かもう1本観るかな。
120本目
テレンスマリック=女性誌=相田みつを の法則
サブタイトルを考えました。
「間違ってもいいじゃないか…だって人間だもの」
作:相田みつを
いつもマリックさんは「人間賛歌」です。
うんうんうん…と観ていたのですが、現在ではちょっとチープにも感じました。
現在残っている数少ない巨匠のひとりですが、時代が変われば微妙なのかもしれません。
◆似ているもの
・長谷川〇恵さんのフォトエッセイというチープなものを見る感じに似ている。
・女性誌「oggi」「very」「story」の連載コラムを映画にまとめた感じです。
女性誌2大特集!
①ルーニーマラーに学ぶ、21世紀のライフスタイル
②あなたにもできる!ナタリーポートマンの着こなし15選
③貪欲につかみ取れ!あなた自身の幸せ!
◆その他
ナタリーポートマンのウエイトレス姿……ズルい。
あんなん卑怯やわ。
マリックとルベツキの作品に慣れたのかな?
そんなに、長くは感じなかった。
ワイドレンズの歪んだ絵は嫌いだ。
ライアンとルーニーの話と思って、体感すると良いかも。中途半端なSEXシーンをなんとかして欲しい。
ルーニー・マーラ、細い!
テレンス・マリックの映画はこんなもんと言うか、やっぱりねという感じ。抽象的ではないんだけど説明がなくてハッキリ分からないという。
要するに、音楽業界に憧れ成功を目指すが、華美で享楽的、刹那的な生活に、ようやく虚無を感じて本質を見いだすという感じで、言っていることは突飛ではない。
しかしなんか長く感じた。
主演はルーニー・マーラだと思うんだけどクレジットでは俳優2人の方が順序が先って何故。
我慢できずに1時間で退場
ライアン・ゴズリングが好きで、また予告編が結構よかったので観に行ったが、正直後悔。
ぼやーっとした物語で、何が言いたいのかわからない。
後から解説を見て理解はできたものの、好き嫌いが分かれ、一般受けは良くないのではないでしょうか。
上映中、まだ終わらないのかと、時計を見てゲンナリ。
結果、上映開始から1時間で劇場を出た。お金と時間を天秤にかけて時間を取りました。
他のレビューにも書かれていたが、予告編とキャストに騙されないで欲しい。
申し訳ないが、ルーニーマーラー演じるフェイには共感できない。ナタリーポートマンとルーニーがよく似てるから区別しにくいし、何が『傑作、人生を変える一本だ』だ?
唯一よかったのはカメラワークと美しい自然の描写くらい。
歌から歌へ。人から人へ。心から心へ。難解でもないが分かりやすくもない。でも時間の流れを感じさせない(退屈しない)。綺麗な風景ばかりじゃない。でも圧倒的に映像美。
①題名をずっと“song to sing(歌う歌)”と思ってました。だから音楽映画と思っていたら大間違い。②表ヒロインのルーニー・マーラーも裏ヒロインのナタリー・ポートマンも『自由になりたかった』と語る。人間は生きている限り何かから自由になれることなどないのに。③人の心のうち、思考・感情の流れというものを果たして映像で描けるものだろうか。映画の中盤くらいからずっとその考えが頭から離れない。④登場人物たちの台詞が本当の気持ち・考えを言っているのかわからない。表情や行動の裏にある気持ちや考えが表面上通りなのかもわからない。だから移り変わる映像に答えを探そうとする。正解はわからないけれど、その作業はスリリング。⑤メインキャラクターの4人はすべて好演。なかでも途中からさりげなく登場するナタリー・ポートマンの存在感。表ヒロインのルーニー・マラーを凌駕する。⑥ケイト・ブランシェットも短い出番ながら鮮やかな印象を残す。流石。⑦人の心は移り変わっていく。友情から離反へ、出会いから別れへ、愛から憎しみへ、諦めから絶望へ、そして最後ヒロインは変わらぬものを見つける。そういう意味では若い女性の心の放浪を描いた意外とシンプルな物語なんだけど…⑧パティ・スミスはおばあちゃんに、イギー・ポップもおじいちゃんに…でもなんかまだロックしてるよなァ…
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